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女子の一人旅 危なくない国ランキング【2026年最新版】

女子の一人旅で危なくない国とは、国際的な平和度の指標で上位に入り、しかも外務省の危険情報が出ていない国のことです。

2026年6月に公表された世界平和度指数の上位から、日本を除いた10か国を選びました。旅の手続き 編集部が2026年9月18日に外務省のオープンデータで確かめたところ、どの国にもレベル1〜4の警告は出ていません。この10か国を、平和度の順に並べています。

「一人旅をしてみたいけれど、治安が心配」という人に向けて、旅の手続き 編集部が公的機関と研究機関が公開している情報だけで順位を組み直しました。以前の版にあった個人の体験談や独自の「安全指数」は、根拠を示せないため2026年9月に削除しています。データの出どころは2つです。オーストラリアの研究機関IEP(Institute for Economics & Peace)の「世界平和度指数2026」と、外務省の海外安全ホームページを使いました。

この記事でわかること

  • 「危なくない国」を客観的に選ぶための3つの基準
  • 世界平和度指数2026と外務省の危険情報でみた、女子一人旅に安全な国TOP10
  • 出発前にしておきたい安全のための手続き(たびレジ・入国手続き・保険)
  • 現地で危ない目に遭わないための習慣

女子一人旅の安全度を判断する3つの基準

国の安全度は、ひとつの数字だけでは決まりません。旅の手続きでは、次の3つを組み合わせて見ることをおすすめしています。

①世界平和度指数の順位

世界平和度指数は、IEPが毎年公表している国別の平和度ランキングです。2026年版報告書では、今回が20回目で、163の国・地域を対象に世界人口の99.7%をカバーしています。評価には23の指標が使われ、分野は「社会の安全と治安」「国内外の紛争」「軍事化」の3つです(Institute for Economics & Peace「Global Peace Index 2026」)。

“Iceland remains the most peaceful country in the world for the 19th consecutive year”

(アイスランドは19年連続で世界で最も平和な国となった ― 編集部訳)

— Institute for Economics & Peace, Global Peace Index 2026

ただし、この指数は国全体の平和度を測るもので、女性旅行者だけを対象にした指標ではありません。順位は「国として大きな危険が少ないか」を見る入口と考え、次の外務省の情報と組み合わせて使いましょう。

②外務省の危険情報(レベル)

外務省は、日本人の生命・身体への脅威などを総合的に判断して、国・地域ごとに「危険情報」を出しています。目安は次の4段階です(外務省 海外安全ホームページ「『危険情報』とは?」)。

  • レベル1:十分注意してください。
  • レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
  • レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
  • レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

危険情報は国の一部の地域だけに出ることもあります。行き先を決めたら、都市名まで含めて国別ページで確かめてください。

③自分の旅のスタイルに合うか

同じ国でも、滞在する街や移動手段、到着する時間帯で安心感は変わります。初めての一人旅なら、空港から宿までの行き方を事前に調べられる都市、公共交通で移動できる都市を選ぶと計画を立てやすくなります。夜遅くに着く便を避けるのも、手軽にできる工夫です。

女子一人旅に安全な国ランキングTOP10【2026年版】

木のテーブルに広げた世界地図とショルダーバッグ、ノート
行き先の安全情報は、地図を広げる前の段階で確かめておきたい

世界平和度指数2026で上位に入った国のうち、日本(10位・スコア1.489)を除いた10か国を並べました。外務省の危険情報は、2026年9月18日に外務省 海外安全情報オープンデータの国別ファイル(同日10時台更新分)で確認しています。スコアは数値が小さいほど上位です。

順位 国 世界平和度指数2026(順位・スコア) 外務省の危険情報
1 アイスランド 1位・1.161 なし
2 ニュージーランド 2位・1.343 なし
3 スイス 3位・1.363 なし
4 スロベニア 4位・1.369 なし
5 アイルランド 5位・1.371 なし
6 オーストリア 6位・1.421 なし
7 ポルトガル 7位・1.427 なし
8 シンガポール 8位・1.435 なし
9 フィンランド 9位・1.478 なし
10 デンマーク 11位・1.504 なし

出典:世界平和度指数の順位とスコアはVision of Humanity(IEP)の2026年上位10か国の解説と報告書本体の順位表。危険情報の「なし」は、レベル1〜4のいずれも出ていないことを指します。

1位:アイスランド

世界平和度指数で19年連続の1位です。IEPは2026年版について、平和度が前年より2%改善し、「社会の安全と治安」の分野も4%改善したと説明しています。

2位:ニュージーランド

アジア太平洋地域で最も平和な国と位置づけられています。日本はビザ免除国に含まれ、NZeTA(電子渡航認証)があればビザなしで渡航できます。移民局は処理に72時間を見込むよう案内しているので、出発までに余裕をもって取得しておきましょう。パスポートはニュージーランドを出国する予定日から3か月以上の残存期間が必要です(Immigration New Zealand「NZeTA」)。

3位:スイス

スコアは1.347から1.363へとわずかに悪化しましたが、「社会の安全と治安」の分野では地域でもトップクラスの評価を保っています。

4位:スロベニア

前年の6位から2つ順位を上げました。スコアを押し上げたのは、「社会の安全と治安」分野の改善でした。

5位:アイルランド

前年からわずかに悪化したものの、国内外の紛争の分野では紛争がきわめて少ない国として評価されています。

6位:オーストリア

順位は1つ下がりました。IEPは、テロの影響を測る指標の悪化幅が各国の中でも大きかったと指摘しています。渡航前には、外務省の国別ページでテロに関する注意情報も確認しておきましょう。

7位:ポルトガル

順位を1つ上げました。3つの分野すべてで安定した評価を保っている国です。

8位:シンガポール

東南アジアで最も順位の高い国です。入国する旅行者は、到着前に電子入国カード「SG Arrival Card」を提出する必要があります。提出は無料で、シンガポール入国管理局(ICA)は手数料を取る代行業者を支持していないと明記しています(ICA「SG Arrival Card」)。

9位:フィンランド

順位を1つ上げ、国内外の紛争と社会の安全・治安の分野で高い評価が続いています。

10位:デンマーク

2026年版では11位で、前年から2つ順位を下げました(報告書の順位表より)。日本を除いた海外の国では10番目にあたります。

出発前にやっておきたい安全のための手続き

安全な国を選んでも、出発前の準備が足りなければ安心して旅はできません。旅の手続きが特におすすめしたいのは次の4つです。

たびレジに登録する

「たびレジ」は外務省の海外安全情報配信サービスです。登録すると、出発前から旅先の安全情報を受け取れ、旅行中も最新情報が届きます。現地で事件や事故に巻き込まれた場合も、素早い支援につながるとされています(外務省「たびレジ」)。

国別ページで「広域情報」も確認する

海外安全ホームページには、国ごとの危険情報のほかに、複数の国にまたがる「広域情報」も載ります。2026年9月18日時点のオープンデータでは、7月21日付の「中東情勢を受けた注意喚起」が今回の10か国の国別ファイルにも含まれていました。危険情報が出ていない国でも、出発直前に一度は目を通しておきましょう。

入国手続きとパスポートの残存期間

ニュージーランドのNZeTAやシンガポールの電子入国カードのように、国ごとに事前の手続きがあります。パスポートの残存期間が足りないと飛行機に乗れないこともあるので、更新が必要かどうかはパスポートの申請・更新方法で確認してください。

海外旅行保険とカードの付帯保険

一人旅では、病気やけがのときに頼れる人が近くにいません。クレジットカードの付帯保険だけで足りるかどうかは、海外旅行のクレカ保険準備で手順を整理しています。

現地で危ない目に遭わないための6つの習慣

治安のよい国でも、観光客をねらったスリや置き引きはどこでも起こりえます。次の習慣を身につけておけば、トラブルに巻き込まれる確率は下げられるでしょう。

  1. 服装は現地に合わせる:宗教施設では肩やひざを隠すなど、行き先の習慣を事前に調べておきます。
  2. 位置情報はあとから投稿する:SNSでは、その場所を離れてから写真を載せるようにしましょう。宿の名前や部屋番号は公開しないのが基本です。
  3. 貴重品は分けて持つ:財布には当日使う分の現金だけを入れ、予備のカードは別の場所に保管します。財布をなくしたときの動き方は海外で財布を紛失したときの対処順にまとめています。
  4. 緊急連絡先をメモしておく:現地の警察・救急の番号と日本大使館の連絡先は、スマホとは別に紙にも控えておくと安心です。
  5. 夜の移動は短くする:暗くなる前に宿へ戻る計画を立て、遅くなる日はタクシーや配車アプリを使います。
  6. 違和感を覚えたら離れる:しつこい声かけや人けのない道への誘いは、理由を考える前に断ってその場を離れましょう。

荷物そのものの準備は、海外旅行の持ち物チェックリストもあわせて使ってください。

女子一人旅の安全な国に関するよくある質問

初めての女子一人旅なら、どの国を選べばいいですか?

外務省の危険情報が出ていない国のうち、空港から宿までの移動を事前に調べやすい国を選ぶのが無難です。本記事の10か国はいずれも2026年9月18日時点で危険情報が出ていません。そのうえで、滞在する都市と到着時間を決めていくと計画を立てやすくなります。

危険情報が出ていない国なら、何も心配はいりませんか?

いいえ。危険情報はテロや治安悪化など大きな危険に対するもので、スリや置き引きのような身近な犯罪が起きないという意味ではありません。国別ページの広域情報やスポット情報も確認し、貴重品の管理など基本の対策は続けましょう。

たびレジには登録したほうがいいですか?

登録がおすすめです。外務省のたびレジに登録すると、出発前から旅先の安全情報を受け取れ、旅行中も最新情報が届きます。現地で事件や事故に巻き込まれた場合の支援にもつながります。

アジアで一人旅に安全な国はどこですか?

世界平和度指数2026の世界順位では、アジア太平洋地域の国からニュージーランドが2位(同地域で最も平和な国)、シンガポールが8位、日本が10位に入りました。シンガポールでは到着前に電子入国カードの提出が必要です。

まとめ:数字と外務省の情報で「危なくない国」を選ぶ

女子一人旅の行き先は、世界平和度指数の順位で候補を絞り、外務省の危険情報と広域情報で最新の状況を確かめる、という2段階で選ぶと迷いにくくなります。2026年版ではアイスランド、ニュージーランド、スイスが上位3か国でした。出発前にはたびレジへの登録と入国手続き、保険の確認までを済ませておきましょう。旅の手続きでは、これからも一人旅の準備に役立つ手続き情報を発信していきます。

本記事について

最終更新日:2026年9月18日(全面改訂)

執筆:旅の手続き 編集部。順位は世界平和度指数2026(IEP)に基づきます。危険情報は外務省 海外安全ホームページと同オープンデータで2026年9月18日に確認しました。

※治安情勢や入国条件は変わることがあります。渡航前には必ず外務省や各国の公式情報で最新の状況を確認してください。本記事は特定の国の安全を保証するものではありません。

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