海外旅行

パスポートの申請・更新方法2026|必要書類・費用・期間の手続きガイド

パスポート(旅券)の申請とは、海外へ渡航するための身分証明書を国に発給してもらう手続きのことです。はじめて取得する「新規申請」と、有効期限が近づいた旅券を作り直す「切替申請(更新)」では、必要書類や手数料の一部が変わります。旅の手続きでは、外務省と各都道府県が公開する最新の案内を整理し、申請から受け取りまでの流れを一本にまとめました。

この記事でわかること

  • 新規申請と切替申請(更新)の違いと、必要な書類
  • 10年旅券・5年旅券の費用と、申請から受け取りまでの日数
  • 写真の規格・残存有効期間など、つまずきやすい注意点

2026年7月時点、日本のパスポートは10年用と5年用の2種類があり、手数料や有効期間が異なります。オンライン申請の対象も年々広がっています。制度や料金は変わることがあるため、最終的には外務省と申請先の都道府県の公式情報で確認するのが確実です。まずは新規と切替の違いから見ていきます。

パスポートの新規申請と切替申請(更新)の違いとは?

机の上のパスポートと搭乗券
新規申請と切替申請で必要書類が変わる

まず押さえておきたいのは、はじめての取得か作り直しかで、手続きの呼び名と一部の書類が変わる点です。有効なパスポートを持っていない状態でつくるのが「新規申請」、有効期限が近い旅券を新しくするのが「切替申請」です。

外務省の案内によると、切替申請は残存有効期間が1年未満になったときや、査証欄の余白が少なくなったときに行えます。なぜなら、期限ぎりぎりだと渡航先で入国を断られる可能性があるからです。記載事項(氏名や本籍地の都道府県)に変更がある場合は、切替でも戸籍の書類が必要になります。

2023年以降はマイナポータルを使ったオンライン申請の対象が拡大し、切替申請などは窓口に行かずに申請できるケースが増えました。ただし受け取りは、どの方法でも本人が窓口へ出向くのが原則です。

10年旅券と5年旅券のメリット・デメリット

正直なところ、どちらを選ぶかは「渡航頻度」と「年齢」でほぼ決まります。長く使うなら10年、費用を抑えたい人や子どもの分なら5年が向くでしょう。ここでは2026年7月時点のおおよその手数料もあわせて整理しました。

種類 対象・費用の目安 向いている人・注意
10年旅券 18歳以上/16,000円前後 渡航が多い人向き。写真は10年間同じものを使う
5年旅券 12歳以上/11,000円前後 費用を抑えたい人向き。成長期の子どもにも
5年旅券(12歳未満) 12歳未満/6,000円前後 10年旅券は選べない。5年のみ

手数料は収入印紙などで納めるのが一般的で、金額は都道府県によって細部が異なる場合があります。正確な額は申請先の窓口案内で確認してください。旅券の準備が整ったら、海外旅行保険の選び方もあわせて進めると出発準備がはかどります。

パスポート申請の手順5ステップ

申請書とペンとカメラ
写真の規格と必要書類をそろえてから窓口へ

実際に申請する人は、書類の順番を押さえておくと窓口で戸惑いません。以下の流れで進めましょう。

  1. 申請書を用意する:一般旅券発給申請書を入手します。オンライン申請なら、画面の案内に沿って入力するだけです。
  2. 写真を準備する:6か月以内に撮影した規格どおりの写真が必要です。サイズや背景には細かい規格があるため、事前に確認しておきましょう。
  3. 必要書類をそろえる:新規や記載事項変更時は、6か月以内の戸籍謄本と本人確認書類を用意します。
  4. 窓口またはオンラインで申請:都道府県の旅券窓口へ提出するか、マイナポータルから申請しましょう。
  5. 手数料を払って受け取る:申請から通常6営業日ほどで交付されます。受け取りは、本人が窓口で手数料を納めて行う流れです。

受け取りまでには土日祝を除いて1週間前後かかると見ておくと安心です。出発直前に慌てないよう、渡航が決まったら早めに動きましょう。通信環境の準備は海外eSIM・Wi-Fiの比較が参考になります。

申請でよくある失敗と注意点

最初に確認したいのは、渡航先が求める「残存有効期間」です。入国時にパスポートの残り期間が6か月以上必要な国は少なくありません。期限が近い場合は、渡航前に切替申請を済ませておくのが安全です。

外務省は、渡航先ごとに必要な旅券の残存有効期間が異なると案内しています。渡航先の入国条件は、外務省の海外安全情報や各国大使館の案内で事前に確認しておきましょう。

もう一つ多いのが、写真の規格ミスです。サイズ・背景・顔の位置などの条件を満たさないと受理されません。また、受け取りは代理ができず本人が出向く必要があります。持ち物全体の抜け漏れを防ぎたい人は、海外旅行の持ち物チェックリストで最終確認をしておくと安心です。

オンライン申請の使い方と、混雑しやすい時期

2023年3月以降、外務省はマイナポータルを使った旅券のオンライン申請の対象を段階的に広げてきました。切替申請に加え、条件を満たせば新規申請もオンラインで手続きできるケースが増えています。なぜなら、来庁の負担を減らし、書類の記入ミスを防ぐねらいがあるからです。旅の手続きが公開情報を整理したところ、オンライン申請では申請書の手書きが不要になり、手数料もキャッシュレスで納められる自治体が増えていました。

ただし、オンラインで申請しても、受け取りは本人が窓口へ出向くのが原則です。写真もスマートフォンで撮影したものを使えますが、明るさや背景の規格を満たしていないと差し戻される場合があります。撮り直しの手間を避けるため、規格の案内をよく読んでから撮影しましょう。

申請が集中しやすいのは、大型連休や夏休みの前です。観光庁や日本政府観光局(JNTO)の統計でも、出国者数は連休や長期休暇の前後に増える傾向が示されています。渡航シーズンが近づくと窓口が混み合い、受け取りまでの日数が延びることもあります。

だからこそ、渡航が決まったら早めに動くのが安全です。有効期限が1年を切っている人は、次の旅行の予定が固まる前に切替を済ませておくと、直前に慌てずに済みます。パスポートは受け取りから使えるまでにも数日の余裕を見ておくと安心です。

紛失や盗難への備えも忘れないでください。旅行中にパスポートをなくすと、現地での再発給に時間と費用がかかります。出発前に、顔写真のページを撮影して控えを残しておくと、万一のときの手続きがスムーズになります。海外での紛失対応や連絡先は、外務省の海外安全ホームページで事前に確認できます。控えは原本とは別の場所に保管しておくのが基本です。スマートフォンの中とメモの両方に残しておけば、片方をなくしても落ち着いて対応できます。

費用の面では、10年旅券と5年旅券のどちらが得かを渡航頻度で見極めると無駄がありません。数年に一度しか使わないなら5年、毎年のように海外へ行くなら10年が向いています。写真は有効期間中ずっと使うため、納得のいく1枚を用意しておくと後悔しにくくなります。

パスポート申請に関するよくある質問

パスポートの受け取りまで何日かかりますか?

申請から通常6営業日ほどが目安です。土日祝や年末年始をはさむと延びるため、余裕をもって申請しましょう。

更新(切替)はいつからできますか?

残存有効期間が1年未満になったときや、査証欄の余白が少なくなったときに切替申請ができます。

オンラインで申請できますか?

マイナポータルを使えば切替申請などがオンラインで可能です。ただし受け取りは本人が窓口へ行く必要があります。

子どものパスポートは何年用を選べますか?

12歳未満は5年用のみです。12歳以上18歳未満は5年用を選べ、18歳以上は10年用も選択できます。

まとめ:期限に余裕をもって早めに申請する

ポイントは、新規か切替かで書類が変わること、10年と5年で費用と対象が異なること、そして受け取りまで1週間前後かかることの3点です。渡航先の残存有効期間の条件も忘れずに確認しておきましょう。旅の手続きでは今後も、旅行の準備と手続きを最新の一次情報にもとづいて発信していきます。

本記事について

最終更新日:2026年7月6日

※手数料・必要書類・オンライン申請の対象は変更される場合があります。申請前に必ず外務省および申請先都道府県の公式情報をご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としています。

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