海外旅行

【保存版】海外旅行の持ち物チェックリスト|忘れがちなアイテム30選と荷造りのコツ

「パスポートは持った。クレジットカードも入れた。あとは何が必要だっけ——」出発前夜、スーツケースの前でスマホ片手に検索した経験、あるのではないだろうか。

僕は年に2〜3回海外に行くが、それでも毎回何かしら忘れ物をする。タイで日焼け止めを忘れて初日に真っ赤に焼け、バリ島で変換プラグを忘れてスマホが充電できず半日ロスした。忘れ物のたびに「次こそはリストを作ろう」と誓って、ようやくできたのがこの記事だ。

この記事では、海外旅行で本当に必要な持ち物を30アイテムに厳選し、忘れがちなものに印をつけてまとめた。出発前のチェックリストとしてブックマークしておいてほしい。

【最重要】絶対に忘れてはいけない持ち物5選

【最重要】絶対に忘れてはいけない持ち物5選
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1. パスポート

これがないと出国できない。残存有効期間を必ず確認しよう。多くの国は入国時に6ヶ月以上の残存期間を求める。例えばタイは6ヶ月、韓国は3ヶ月が必要だ。有効期限が迫っている場合は、出発の1ヶ月以上前に更新手続きを済ませておこう(更新には通常1〜2週間かかる)。

2. ビザ・電子渡航認証(ESTAなど)

アメリカはESTA(電子渡航認証、21ドル、2年間有効)、オーストラリアはETA、カナダはeTAが必要。申請を忘れてチェックインカウンターで搭乗拒否される人が毎年いる。申請は遅くとも出発の72時間前までに完了させよう。

3. クレジットカード(2枚以上)

海外ではキャッシュレス決済が主流。VISAとMastercardの2枚持ちが鉄板だ。1枚がスキミング被害に遭ったり、磁気不良で使えなくなったりするリスクに備えられる。海外旅行保険が自動付帯するカードなら、保険の持ち物としても一石二鳥。

4. 海外旅行保険の証書

クレジットカード付帯保険で十分な場合もあるが、治療費の上限額は必ず確認しよう。アメリカは盲腸の手術で約300〜500万円、ハワイでの救急搬送で約100万円かかるケースもある。カード付帯保険の治療費上限が200万円以下なら、別途加入をおすすめする。ネットで申し込めば1週間の旅行で2,000〜3,000円程度。

5. 現金(日本円+現地通貨)

キャッシュレスが進んでいる国でも、屋台や小さな商店では現金しか使えないことが多い。現地通貨は到着空港のATMでクレジットカードのキャッシングが最もレートが良い。日本で両替するなら、空港より街中の金券ショップのほうがレートが良い。

【衣類・身の回り品】忘れがちなアイテム8選

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6. 速乾性のインナー

東南アジアなど高温多湿な地域では、綿100%のTシャツは乾かない。ユニクロのエアリズムやモンベルのジオラインなど、速乾素材のインナーを3枚持っていけば洗濯しながら回せる。

7. 圧縮袋

衣類を圧縮袋に入れると、スーツケースのスペースが約40%節約できる。100均の手動式で十分。帰りはお土産でスペースが必要になるので、行きから圧縮しておこう。

8. 折りたたみスリッパ

海外のホテルはスリッパが備え付けられていないことが多い(特にビジネスホテルやAirbnb)。飛行機内でも機内スリッパ代わりに使える。100〜300円で買えるので持っていって損はない。民泊を利用する人は特に必須で、民泊トラブル回避マニュアルもチェックしておこう。

9. 雨具(折りたたみ傘 or レインウェア)

東南アジアの雨季やヨーロッパの秋冬は突然の雨が多い。軽量の折りたたみ傘(150〜200g程度)をカバンに忍ばせておこう。バックパック旅行ならレインウェアのほうが両手が空いて便利だ。

10. 日焼け止め

リゾート地では必須。SPF50+・PA++++を選べば安心。現地で買うと日本製より高いことが多い(ハワイでは日本の約2倍の価格)。タイやフィリピンの日差しは日本の約1.5〜2倍の紫外線量なので、塗り直しも忘れずに。

11. 常備薬

海外で体調を崩したとき、薬局で症状を説明するのはハードルが高い。風邪薬、胃腸薬、下痢止め、酔い止め、鎮痛剤は最低限持っていこう。処方薬がある人は英文の処方箋も用意しておくと、入国審査で薬の説明を求められたときにスムーズだ。

12. 速乾タオル

マイクロファイバー製の速乾タオルは、通常のタオルの5分の1のサイズに畳める。安宿やホステルではタオルが有料(1回200〜500円)のことも多い。アウトドアショップで1,000〜2,000円で手に入る。

13. 南京錠

ホステルのロッカーやスーツケースの施錠に。TSAロック対応のものを選べばアメリカ方面でも安心。100〜500円程度で買える。

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14. 変換プラグ(マルチタイプ推奨)

日本のプラグ(Aタイプ)は海外ではそのまま使えないことが多い。全世界対応のマルチ変換プラグ(1,000〜2,000円)を1個持っていけば、どの国でも対応できる。主要国のプラグタイプ:アメリカ=A、ヨーロッパ=C/SE、イギリス=BF、オーストラリア=O。

15. モバイルバッテリー(10,000mAh以上)

スマホの地図・翻訳・写真撮影で、海外旅行中のバッテリー消費は通常の2〜3倍。10,000mAhあればスマホを約2〜3回フル充電できる。飛行機内持ち込みは160Wh以下(約43,000mAh以下)が上限。預け入れ荷物には入れられないので注意(参考:国土交通省 航空局)。

16. SIMカードまたはeSIM

海外でのデータ通信手段は必須。選択肢は3つ。

  • 現地SIM:空港で購入。1週間で500〜1,500円程度。コスパ最強だが設定が必要
  • eSIM:事前にアプリで購入・設定。Airalo、Ubigi等のサービスが人気。物理SIMの差し替え不要で便利
  • レンタルWi-Fi:複数人でシェアするなら割安。1日500〜1,000円程度

僕のおすすめはeSIM。出発前にスマホで設定しておけば、現地到着と同時にネットが使える。

17. 充電ケーブル(予備含め2本)

ケーブルは海外旅行で最も紛失しやすいアイテムの一つ。ホテルのコンセント周りに置き忘れるパターンが多い。予備を1本カバンの底に入れておくと安心。

18. イヤホン・ヘッドホン

飛行機内のエンタメ用、移動中の音楽・ポッドキャスト用に。ノイズキャンセリング機能付きなら、長時間フライトの快適度が劇的に変わる。

19. 電子書籍リーダーまたはタブレット

ガイドブックを紙で持っていくと重い。Kindleなどに電子版をダウンロードしておけば、重量ゼロでガイドブック・小説・語学書を持ち歩ける。

20. カメラ(スマホで代用可)

最近のスマホカメラは十分高性能だが、本格的に撮りたい人はコンデジを。Sony RX100シリーズやRICOH GR IIIはポケットに入るサイズで高画質。防水が必要ならGoPro。

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21. ネックピロー

長時間フライトの必需品。低反発タイプよりエアー注入式のほうがコンパクトに畳める。

22. アイマスク+耳栓

機内や安宿での睡眠の質が劇的に変わる。耳栓はシリコン製が長時間でも痛くなりにくい。

23. ジップロック(各サイズ3〜5枚)

濡れた水着やシャンプーの液漏れ防止、お菓子の小分けなど、万能すぎる旅行グッズ。機内持ち込みの液体物(100ml以下)を入れる透明袋としても使える。

24. S字フック

飛行機の前座席にカバンを掛けたり、ホテルのバスルームで荷物を掛けたり。100均で2個100円で買える。

25. 洗濯ロープ+洗剤(小分け)

3泊以上の旅行なら必須。ホテルのバスルームで手洗いして干せば、衣類を最小限に抑えられる。

26. エコバッグ

海外ではレジ袋が有料(1枚10〜50円相当)の国が増えている。お土産の持ち運びにも使えるので、折りたためる軽量タイプを1枚カバンに入れておこう。

27. ボールペン

機内で入国カードを記入するのに必要。飛行機内では借りるのに時間がかかるので、自分で持っておくのが吉。

28. パスポートのコピー+証明写真2枚

パスポートを紛失した場合、現地の日本大使館で渡航書を発行してもらうのに必要。原本とは別の場所に保管しよう。スマホにパスポートの写真を保存しておくのも有効。

29. ウェットティッシュ

東南アジアや南米では、レストランでおしぼりが出てこないことが多い。除菌タイプを1パック持っていこう。

30. 小さめのショルダーバッグ

観光中のサブバッグとして。スリ対策にファスナー付きで体の前に持てるタイプがおすすめ。リュックは後ろのポケットを開けられるリスクがある。

宿泊先の予約にはさまざまなサイトがあるので、民泊予約サイト比較も参考にしてほしい。初めて民泊を使う人は民泊とは?初心者向け完全解説を先に読んでおくと安心だ。

荷造りのコツ:パッキング術3つのルール

ルール1:「3日分の服+洗濯」で回す

1週間の旅行でも、衣類は3日分あれば十分。ホテルで手洗いするか、現地のコインランドリーを使えばいい。東南アジアなら街中のランドリーサービスで1kgあたり100〜300円で翌日仕上がりだ。

ルール2:重いものは底、軽いものは上

スーツケースの下半分に重い靴やガジェット類、上半分に衣類を配置すると、移動中に中身が偏らず、キャスターの動きもスムーズになる。

ルール3:帰りの荷物スペースを確保

お土産で荷物は必ず増える。行きの段階でスーツケースの20〜30%は空けておくのが理想。折りたためるボストンバッグを1つ入れておくと、万が一のときにサブバッグとして使える。

よくある質問(FAQ)

Q. 液体物の機内持ち込みルールは?

国際線の機内持ち込みは100ml以下の容器に入れ、1L以下の透明ジップ付き袋に入れるのがルール。シャンプーやコンタクトレンズ液も対象。100mlを超える液体物は預け入れ荷物に入れよう。ただし、医薬品やベビーフードは申告すれば例外扱いになることが多い。

Q. スーツケースのサイズはどう選ぶ?

目安は以下の通り。

  • 2〜3泊:35〜45L(機内持ち込みサイズ)
  • 4〜7泊:60〜80L
  • 1週間以上:80〜100L

LCC利用が多い人は、機内持ち込みサイズ(多くの航空会社で3辺合計115cm以下)を選んでおくと、預け入れ荷物料金(片道2,000〜5,000円)を節約できる。

Q. 海外旅行にいくらくらい現金を持っていけばいい?

行き先にもよるが、3〜5万円分の現地通貨が目安。キャッシュレスが進んだ韓国や台湾なら1〜2万円でも十分。アメリカやヨーロッパはカード決済がメインなので、チップ用の小額紙幣だけあればいい。東南アジアは屋台や市場で現金が必要なので多めに用意しよう。

Q. 出発前にやっておくべき手続きは?

忘れがちだが重要な手続きをリストアップ。

  • たびレジ登録(外務省の海外安全情報配信サービス、無料)
  • クレジットカード会社への海外利用連絡(不正利用防止のロックを解除)
  • 携帯電話の海外ローミング設定確認(高額請求を防ぐため)
  • 自宅の戸締り・郵便物の転送設定